ENEOS SUSTINA
LEGEND CUP

決勝レース②

影山選手の猛チャージを振り切ったリース選手が優勝
レースをブッちぎった高木選手はチェッカー目前で失速!?

JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUPで、注目を浴びるレジェンドカップの決勝レース2が11月14日、富士スピードウェイで行われ、10番手グリッドからスタートしたNo.25 ジェフ・リース選手が優勝を飾った。


 直前に行われたF4レースでクラッシュによる中断があったため、レース距離は当初の8周から6周に短縮。土曜日に行われた決勝レース1のレース結果からリバースグリッド(逆順)となり、No.17 鈴木恵一選手、No.36 舘信秀選手がフロントローからスタートする。
 フロントローの2人がやや出遅れる中、No.12 高木虎之介選手がトップに立って1コーナーを目指した。各車一団となって1コーナーにアプローチしていくが、中段グループで接触のアクシデント。No.20 柳田春人選手とNo.6 黒澤琢弥選手、No.15 岡田秀樹選手の3人がコースアウトして早々に戦列を離れることになる。
 これで高木選手は後続を大きく引き離し、独走状態を築く。そのレースリーダーより注目を浴びたのが2位争いだ。一時はバトルのトップに立ったNo.2 土屋圭市選手はあっさりとリース選手に先行を許す、昨日の決勝レース1では師匠のNo.100 高橋国光選手の後方で、追撃者からガードする役(?)だった土屋選手だったが、今日のレースではデビュー当時にトップドライバーだったリース選手をガードする格好。この2台に、ほぼ最後尾からスタートしたNo.16 影山正彦選手が近づいていき、中盤以降は3台による2位争いがヒートアップしていった。

 ストレートではスリップを使い、コーナーではインを狙う。影山選手は、まるで若い頃に名を挙げたマイナーツーリングのレース展開を再現するかのように執拗にリース選手に猛チャージを掛ける。やがては後方から2台の争いを見守っていた土屋選手も、デビュー当時の富士フレッシュマンレースを彷彿させるようにドリフトの連続。レース終盤には3車が横一列になってコーナーにアプローチするシーンも繰り広げる。
 こうして迎えたファイナルラップ。前の周には、2位争いの3車に10秒以上もの大差をつけて独走していた高木選手は、星野一義さんがチェッカーフラッグを持って待ち構えていたコントロールライン手前で、なんとスローダウン!! これで2位争いのグループが、そのままトップ争いに昇格し、なだれ込むようにコントロールラインを横切る。星野さんが振るチェッカーを、最初に受けたのは星野さんのライバルとしてバトルを何度もしたリース選手。続いて影山選手、土屋選手の順にチェッカーを受け、高木選手は4位でレースを終えた。
 また、スタートではNo.36 舘信秀選手がジャンプスタート(フライング)で、ドライビングスルーペナルティを受けたり、元F1ドライバーである中嶋悟選手と鈴木亜久里選手が現役時代にはなかったような熱いバトルも見せた。さすが日本のレース界で名を成した面々だけに、勝負以外にも随所に見どころを提供。スタンドを埋めた多くのファンからは大きな歓声が寄せられていた。




決勝レース② 結果

2010-11-14 富士スピードウェイ 4.563 km  天候:曇|コース:ドライ
125■ジェフ・リース5913'29.146-6
216■影山 正彦4713'29.2390'00.0936
32■土屋 圭市5413'29.3990'00.2536
412■髙木 虎之介3613'30.5000'01.3546
537■関谷 正徳6013'33.1580'04.0126
624■近藤 真彦4613'33.8710'04.7256
710■金石 勝智4113'34.6910'05.5456
855■鈴木 亜久里5013'36.0720'06.9266
911■星野 薫6313'36.2090'07.0636
1032■中嶋 悟5713'36.2960'07.1506
118■服部 尚貴4413'37.5870'08.4416
12100■高橋 国光7013'42.7480'13.6026
1326■和田 孝夫5713'43.8000'14.6546
1417■鈴木 恵一6113'59.7380'30.5926
1585■森本 晃生5014'21.3900'52.2446
1636■舘 信秀6315'07.0751'37.9296
1720■柳田 春人602'18.9635Laps1
1815■岡田 秀樹512'18.9635Laps1
196■黒澤 琢弥482'20.3305Laps1
FASTEST LAP:2'11.013 髙木虎之介

CarNo.36は、反則スタートにより、ドライビングスルーペナルティを科した。

■:東軍ドライバー/■:西軍ドライバー