| 第1戦 | 鈴鹿サーキット | 3/20-21 |
| 第2戦 | 岡山国際サーキット | 4/3-4 |
| 第3戦 | 富士スピードウェイ | 5/1-2 |
| 第4戦 | セパンサーキット | 6/19-20 |
| 第5戦 | スポーツランドSUGO | 7/24-25 |
| 第6戦 | 鈴鹿サーキット | 8/21-22 |
| 第7戦 | 富士スピードウェイ | 9/11-12 |
| 第8戦 | ツインリンクもてぎ | 10/23-24 |
| 特別戦 | 富士スピードウェイ | 11/13-14 |
憧れの高性能車が多数参戦
パワーの違う2クラスが混走
日本で行われている自動車レースの最高峰のひとつ。それがSUPER GTです。富士スピードウェイをはじめとする各地のサーキットで年間8戦行われるシリーズ戦には毎回、数万人に及ぶ大観衆が集まり、日本を中心とするシリーズでは最高の観客動員数を誇ります。
出場するクルマは一般に市販されている憧れのスポーツカーやGTカー、さらには1台のみ特製された車両までバラエティ豊か。これをおおよそのエンジン最高出力でGT500(約500馬力)とGT300(約3000馬力)の2クラスに分け、それぞれで勝利を争います。ただし決勝レースは混走で行われます。速度差のある2つのクラスが混走することで常に追い抜きがあり、また順位の争いにおいて抜く側、抜かれる側を利用する巧みな戦術なども登場。観客にも見応えのあるレースシーンが多いのも、このレースの特徴です。
ドライバーは1台につき2人(長距離のレースでは3人)で、レース中に交代します。交代とともに行う給油などのピット作業も競技時間に含まれ、これが勝敗を分けることも。チームの総合力が問われるレースなのです。
94年にJGTCとしてスタート
2000年からは海外でも開催
SUPER GTは、1994年に全日本GT選手権(JGTC)という名称でスタートしました。富士スピードウェイで行われた開幕戦には、日産スカイラインを筆頭に18チームが集まりました。この年のうちにトヨタ・スープラも参戦。97年からはHonda NSXが本格参戦するようになり、トヨタ、Honda、日産という日本の三大メーカーが出揃いました。
2000年には初の海外特別戦をマレーシアで開催。02年からはシリーズ戦に組み込まれるようになりました。05年には全日本選手権から国際シリーズに脱皮。シリーズ名称はSUPER GTに改められました。09年にはGT500クラスの車両規則を大きく変更。今季から、この規則にのっとって、三大メーカーのGT500車両がほぼ共通の仕様になっています。
多様な車種が参加できる巧みな規定
ウェイトハンデなど独特のルールも
SUPER GTはたくさんの異なる車種によって争われるレースです。車両という道具の性能に大きな片寄りが出ないよう、規則によって性能のバランスを取っています。エンジンの最高出力は空気の取入れを制限する装置(リストリクター)で調整。さらに、上位に入賞するとウェイトハンデが加算され、クルマが重くなっていきます。参加チームは、こうした条件を乗り越えて、順位に応じて与えられるポイントを積み重ね、年間王者を目指すのです。
ドライバー2人のコンビも大事
チームの総合力でタイトルを目指す
SUPER GTに参加するチームの最終目標は年間王者(シリーズチャンピオン)。各レースごとに、優勝以下10位まで順位に応じて与えられるポイントを積算して決まります。
ただし、ウェイトハンデ制によってポイントが増えれば重量も増え、勝ち続けることは難しくなります。また、ドライバーは1人でレース距離の3分の2以上を走ってはいけないとされているため、2人(ときには3人で)で協力しあわなければなりません。
つまり、王座に就くためには、ドライバーだけでなく、チームを指揮する監督、コースやウェイトハンデの重量にあわせてクルマを調整するエンジニア、クルマを整備するメカニックなど、全員の総力を結集しなければならない。競技規則もここを重点に作られています。
約500馬力の大出力
同じ基本構成でもベース車の個性を反映
GT500クラスは、最高出力が約500馬力に調整されています。今シーズン、このクラスに参戦している車両はレクサスSC430、Honda HSV-010 GT、日産GT-Rの3車種。
車体そのものの形状は3車種それぞれ異なりますが、エンジンの形式はV型8気筒に統一されています。排気量も全車同じ3.4リッターです。このエンジンは車両の前部に搭載され、後輪を駆動します。車両重量や車体のサイズも統一され、走行風の力で接地力を高める装置(エアロパーツ)の位置や大きさ、さらにはタイヤのサイズやブレーキについても規定があります。
パワーステアリングは装備されていますが、ABS(ブレーキの自動ロック防止機能)やトラクションコントロール(駆動力の自動調整機能)などドライバーを支援する装置は禁じられています。
約300馬力で総合性能を問う
バラエティ豊かな車種と基本構成
GT300クラスの最高出力は約300馬力。GT500クラスとはタイヤのサイズなども異なります。参戦車種はトヨタ、レクサス、日産、マツダ、富士重工などの日本車はもちろん、フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、アストンマーティンといった海外のスポーツカー、さらには少量生産のカスタムカーまでバラエティに富んでいます。
エンジンは形式も排気量も車種ごとに異なり、搭載位置もバラバラ。なかには、4ドアセダンのエンジンを前部から中央部に積み替えたミッドシップ車もあります。これほどバラエティ豊かなクルマを、できるだけ同じような速さで走らせるために、最低重量やリストリクターの大きさはそれぞれの車種ごとに決められています。
GT500クラス |
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|---|---|---|
| LEXUS SC430 UZZ40 / RV8KG 3,399cc V8 NA |
HONDA HSV-010 GT H010 / HR10EG 3,397cc V8 NA |
NISSAN GT-R CBA-R35 / VRH34A 3,396cc V8 NA |
GT300クラス |
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| LEXUS IS350 GSE21 / RV8J 3,399cc V8 NA |
SHIDEN MC/RT-16 / 1UZ-FE(TOYOTA) 4,400cc V8 NA |
NISSAN FAIRLADY Z Z33 / VQ35DE 3,498cc V6 NA |
| VEMAC RD408R RD408R / M96/77(Porsche) 3,598cc Flat6 NA |
MAZDA RX-7 FD3S / 20B 654ccX3Rotary NA |
PORSCHE 911GT3RSR 996 / M96/73 3,598cc Flat6 NA 996 / M96/77 3,598cc Flat6 NA 997 / M97/81 3,996cc Flat6 NA |
| FERRARI F430 F430 / F136GT 3,996.5cc V8 NA |
TOYOTA COROLLA Axio NZE141 / 2GR-FSE 3,456cc V6 |
ARTA Garaiya Garaiya / VQ35DE(NISSAN) 3,497cc V6 NA |
| SUBARU LEGACY B4 BM9 / EJ20 1,994cc Flat4 Single-Turbo |
Lamborghini Gallardo RG-3 ZHWGE / 07L1 4,961cc V10 NA |
ASTON MARTIN V8 VANTAGE V8 VANTAGE / V8 4,475cc V8 NA |
| MOSLER MT900M MT900M / XV675 3,397cc V8 NA |
PORSCHE BOXSTER 986 / M96/77 3,598 Flat6 NA |
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| 上段: メーカー・車種名 下段: 車両型式/エンジン型式 排気量 エンジン形式 過給器(NA:自然吸気) |
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