SPECIAL ISSUE : 富士スプリントカップの見どころを聞く
第10回
レジェンドカップ参戦ドライバー編 01

お客さんに喜んでもらえるレースをしたい

関谷正徳 監督   No.1 LEXUS TEAM PETRONAS TOM'S
SUPER GT GT500 Class


グループCの時代(のJAF GP)にはトヨタのワークスとして出ているけど、トヨタ7や日産のR380なんかが走っていた昔のグランプリは、自分にとっては雲の上の存在だった。その憧れていた大先輩のドライバーと、やがては同じレースに出るようになり、少しずつ差が縮まっていって、自分も成長してきたなぁ、と実感できた。レジェンドカップでは、自分でも楽しみたいとは思うけれども、何よりも、サーキットに来てくれたお客さんに楽しんでもらいたいですね。だから、見ているお客さんに、ハラハラドキドキしながら楽しんでもらう。そんなレース(展開)にできたらいいね。だから、一人でも多くのファンの人に、サーキットに来て欲しいです。



乗れば全員が本気になるね。だからおもしろくなる!

長谷見昌弘 監督   No.3 HASEMI MOTOR SPORT
SUPER GT GT300 Class


レジェンドカップで使用するユーノス(ロードスター)にはサーキットで乗ったこともあるけど、意外におもしろいクルマだった記憶がある。底辺のモータースポーツ用で(履いているタイヤの)グリップの限界も、そんなには高くはないから、コーナーで攻めるとよく滑るけど、バランスがいいからコントロールし易いクルマに仕上がっている。まるで昔のフェアレディみたいだった。それにコーナリングスピードも、完全なレーシングマシンと違って程よいレベルだから、往年のドライバーでもすぐに眼が慣れてくると思う。なんにしても、これだけは言える。それは、ドライバーは全員、乗ると本気になるね。いつまで現役だったか、ってことなんか関係なく、ブランクが長かろうが短かろうが、全員が本気になる。だからお客さんにとっては、見ていて最高に面白いレースになると思う。ホント、楽しみだよ。



1982年の雨の日本グランプリは思い出深い

中嶋 悟 監督
No.31/32 NAKAJIMA RACING Formula NIPPON
No.32 NAKAJIMA RACING SUPER GT GT500 Class


JAFグランプリって言ったら、当時は日本で一番権威のあったレースだよね。タイトル戦の冠だった。印象に残ってるのは雨のレース。i&iレーシングで、JPSカラー(JOHN PLAYER SPECIAL - HONDA)に乗ってた頃だよ。国さん(高橋国光氏)が最終コーナーでスピンしたレース。たしか1982年だと思うんだけど、マルボロカラーのスピリッツとか、カシオカラーのHondaと戦ったのが、雨の鈴鹿でJAFグランプリだったと思う。あの頃はまだシケインがなかったから、最終コーナーは全開で行ってたんだよねぇ(鈴鹿にシケインができたのは83年)。それと、レジェンドカップ。まだ誰が出るのか、全員は決まってないんだよね? 現役に近いドライバーが出たら負けちゃうかな。でもまぁ、老体に鞭打ってがんばるよ(苦笑)。



出場者の名前を聞いた時はすごく嬉しかった

近藤真彦 監督
No.3 KONDO RACING Formula NIPPON
No.24 KONDO RACING SUPER GT GT500 Class


JAFグランプリのレジェンドカップについて、まだそんなに真剣に考えているわけじゃなくて、現役の選手ではないので、楽しみたい感じ。でも、実際のスタート前になったら、僕も含めて、みんな違ってくるでしょうね。結局、スーツを着て、シートに座れば、引退したドライバーも他チームの監督も、目の色が変わると思いますよ(笑)。今回の予選では、50歳以上の人には年齢ハンディというのがあるんですけど、僕には適用されない。だから、後ろからスタートしても、がんばってオジサンたちを抜いていきたいですし、1周目からプッシュして行きますよ。ただ、みんなしぶといオジサンたちですからね〜(笑)。出場するメンバーの名前を聞いた時は、すごく嬉しかったです。一昔前のレースには、それだけ沢山スターがいたんだなと改めて思いましたし、そういう人たちと走るということがすごく楽しみです。でも。もちろん目標は優勝かな。それと、監督としては、GT、FNどちらもタイトルを獲るつもりですよ。