一国の元首お墨付きの自動車レース

自動車レースの中には一国を上げて開催までの援助を行っている物もあります。その代表的なものがモナコ公国で開催され、世界三大レースの一角として挙げられている『モナコGP』だ。モナコといえば何と言ってもお金持ちが住んでいる街、という印象が強い国ですが、そんな国で開催される自動車レースが由緒あるものとなっています。毎年モナコGPを感染するために、世界中から20万人近くの観光客が押し寄せることから、国にしてみれば一大イベントとして取り仕切っており、実際国家イベントとして認識されていた。

より多くの人が訪れるように、大会が開催される期間は国家宗教でもあるキリスト昇天祭の祝日である5月の2週目、あるいは3週目の木曜日に日程を合わせることも習わしとなっている。それだけモナコとしてもこのモナコGPが国家経済に与える影響力の高さを考えての決断だ。ただF1カレンダーがここ数年で過密化した影響もあって、必ずしもキリスト復活祭に当てはまらないこともあるが、それでもなるべくスケジュールを合わせられるよう伝統は続いている。例えば他のグランプリでは初日となる金曜日がモナコGPでは休息日となるよう、大会のためならばカレンダーの曜日すら変更することも厭わないのです。

それだけのイベントとあって、このモナコGPはある種上流階級の人々が毎年楽しみにしていることを証明するような行事だ。何故なら、グランプリ期間中は軒並みホテルの宿泊料が跳ね上がることでも有名ですが、それでも予約を取ることすら困難と言われるほどと言われているので、観戦したいと思っても中々出来るものではない。そんなモナコで開催されているこの大会は、どのような歴史を今まで辿ってきたのでしょう。

カーレースといえば

自動車クラブが起源

モナコGPの原点となったのは、かつて存在していたモナコ自動車クラブの発足によって始まります。誕生したのは1890年のこと、それからは細々と活動しながらも、1925年に自動車クラブと名称を改めます。その後FIAの前身である国際自動車公認クラブ協会への登録申請を行った。産業革命以後、自動車の急速発展にともなってよりこれから益々自動車普及していくと踏んでの申請でしたが、レース開催経験が隣国のフランスで行われていたものばかりだったこともあって、一時期は参加が認められることはありませんでした。

どうすれば参加できるかと考えた際、当時の自動車クラブ会長の息子がモナコの街路を使用してレースをする計画を立てたのです。これこそ、モナコGPの始まりだ。ただ当時は市街地を利用したレース運営はあまりに無謀すぎると考えられていましたが、モナコ公国の国家元首とモナコ名物であるカジノといったところからの支援もあって、1929年に第一回大会が行われた。

この大会によって後にFIAとなる国際自動車公認クラブ協会への加盟が認められるようになり、同時にモナコGPも段々と自動車レースとしての価値を底上げしていきます。

権威ある大会として

上記の事から、黎明期から国家そのものが深く関係していたこともあって、国を挙げての名物とするまでに時間を要しませんでした。また大会を利用して大会主催者である自動車クラブは開催権料を免除されている上、看板広告収入を獲得できるため、その額は計り知れません。これが他のFI管理団体がGPを主催するとしたら莫大な開催権料だけでなく、看板収入も収めなければならないというから、どれだけ内部から優遇されているかが顕著か理解できるでしょう。

またF1ドライバーともなれば、普通外国からの居住を希望する場合には審査が必要ですが、名士として優遇されるというのです。金持ちが安心・安全に暮らしていける国として知られているため、そうした人気を考えると優勝することがどれほどの影響をもたらすかが見えてくる。ただその分だけ国と深く関係しているせいも合って、時には権威に対して敬意を払うことも忘れてはいけない。

表彰式での振る舞い

レースで優勝すれば誰であってもテンションはとても高くなるものです。ですがレースは国家元首が特別貴賓席から観覧するので、乱痴気騒ぎになるような行いは慎むようにというしきたりめいた決まりも存在しています。優勝すれば王様から直々に栄誉を讃えられるので、願ってもない大舞台だ。

そんな大舞台で一度やらかしてしまった有名人もいます。世界的に有名だったアイルトン・セナは、その決まりを忘れてトロフィー授与終了直後に渡されたシャンパンを開封し、その中身が後ろにいた大公陛下の家族に引っ掛けてしまった。式典終了後は各方面からお叱りを受けてしまったと言われていますが、最悪優勝取り消しどころの話では済まなかったでしょう。

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有名すぎるが故に

そんなモナコGPに出場しようと思っても、中々出来るものではありません。理由はコースが非常に狭いという理由もあり、その幅でいかに技術を発揮できるかが勝負を分けるからだ。エスケープゾーンもほとんどないので、ミスは許されないという極限状態にドライバーは置かれます。

ですがこのモナコGPで優勝すれば、他のレースでの参照に匹敵するとまで言われているため、実力を示したいドライバーはこぞって参加を目指している。